等差数列で一番大事な要素って何だと思いますか?
「公差」っていうのが、目立っちゃう気もするんですけど、
実は「初項」と「公差」の2つ、セットで大事というのがポイントなんです。
例えば、こんな等差数列。
8, 11, 14, 17, $\cdots$
これ、公差は?そうです。3ですよね。
もちろんこの公差の3は大事なんですけど、これ公差3だけだと足りないんですよ。
よーし、3ずつ足していくぞーって言っても、(ぇ)何に足していくの?ってなるじゃないですか。
あくまで、初項、スタートあってこそ、数列が始まっていくわけです。
そんなわけで、等差数列で一番大事なのは、「初項」と「公差」、セットなわけです。
そして、この2つセットですよという認識が、実はこのあとの一般項の話でもポイントになるんです。