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シリコンとコンピュータ 3

  1. シリコンとコンピュータの関係

4.1 シリコンベースの半導体

シリコンは、その特性から電子工学、特にコンピュータ技術において極めて重要な役割を果たしています。その理由の一つが、シリコンが半導体として利用できることにあります。

半導体とは、絶縁体と導体の中間の性質を持つ物質のことを指します。つまり、温度や電圧によって電気を通す性質を変えることができるのです。シリコンは四価元素であり、結晶構造を作りやすく、また電子を適度に移動させることが可能なため、半導体としての性質を持つのです。

シリコンベースの半導体は、コンピュータの中心部であるマイクロプロセッサやメモリチップなどに利用されています。これらの半導体デバイスは、電気信号を処理・記憶するための重要な役割を果たしています。

特に、シリコンベースの半導体は、その製造過程で酸化シリコンを形成できるという特性を持っています。酸化シリコンは絶縁体であり、これによりシリコンベースの半導体は、電子を適切に制御し、信号の損失を防ぐことができます。これは、コンピュータが高速で正確な計算を行うために不可欠な特性なのです。

また、シリコンベースの半導体は、製造コストが比較的低く、大量生産に適しているという利点もあります。これにより、現代のコンピュータ技術の発展と普及に大いに寄与してきました。

次回は、シリコンの役割と重要性について詳しく見ていきましょう。

最終更新: 2023/10/29 14:30